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「白きくらげ」は何に良い??

2018-02-07

皆さま、こんにちは。
前回は「白ゴマ」でしたが今回は「白きくらげ」についてのお話です。

女性ならば誰しも、しっとりした肌は憧れますよね。
薬膳では肺と皮膚はつながっていると考えられています。
つまり、「肺を潤せば皮膚も潤う」ということにつながり、
肺を潤す力が強い食材に、必ず白きくらげがあげられます。

白キクラゲ

白きくらげはきのこの仲間で、食物繊維やビタミンDが含まれ、肺を潤す作用のほかに、
のどの渇きを抑えたり、乾燥性の咳を落ち着かせる作用もあります。
白きくらげも黒きくらげと同様、柔らかくしたほうが体への吸収がよくなるため、
コトコト数時間煮て、ドロドロになるくらいがおすすめです。

圧力鍋があれば柔らかくする時間が短縮できます。
そこへはちみつや氷砂糖を入れれば、立派な薬膳デザートに。

「お肌が潤うなら!」と飛びがちな食材ですが・・・
むくみやすい体質の方や、
水分代謝が悪い体質の方は、
注意が必要です。

その潤う力の強さゆえ、さらにむくみを助長したり、水分をため込んでしまうことになりかねません。
(かくいう私は、食べた翌日体が重くて大変でした)

そんな時は、辛味と一緒に食べることをお勧めします。
白きくらげのデザートにシナモンを足したり生姜を足せば、辛味によって潤いを巡らせる作用がプラスされるので、
体の負担が軽減されます。

しかし、どんな体質でも、欲張って食べすぎには注意しましょう!

食材の働きシリーズ・・・次回もお楽しみに!!

東京自由が丘
薬膳料理教室FOOD and LIFE
~薬膳でカラダもココロも元気に!~