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薬膳効果がとても高い!夏に「うなぎ」を食べるべき理由とは?
2016-07-23
もうすぐ梅雨が明けると思えば、雨が降って涼しくなったり。
なかなかはっきりしない天気のなか、みなさん体調を崩されていませんか?
そんな中、年に一度のお楽しみ?の“土用の丑の日”がやってきます。
最近ではますます高級品になり、なかなか手がだせない方も多いと思います。
かくいう私もその一人。
でもうなぎは、栄養学的にもすばらしいものを持っていて、
薬膳的にも滋養強壮のある食材。
特に体力が不足しやすい夏に食べると効果的だと言われています。
体に元気をつけてくれるだけではなく、“血を補う”作用もあるんですよ!
夏は、暑さで大量に汗をかきます。中国医学では、その汗とともに体内のエネルギーが
一緒に抜けてしまうと考えられています。
エネルギーが抜けてしまうとどうなるか……。
体力を消耗し、常に疲れている、だるいといった症状が現れます。
そう、今でいう「夏バテ」です。
そこで、夏が旬の栄養豊富なうなぎを食べて、元気を補うわけです。
またうなぎには、腎臓と肝臓の働きを高める力があり、眼の疲れや耳鳴りなどの症状にも効果的です。
それだけでなく薬膳の世界では、うなぎは足腰を強くしたり、手足のしびれを解消する力があるとされているのです。
そしてうなぎの蒲焼につきものの「山椒」。
これには、大切な意味があるんです。
うなぎはご存じの通り、とても脂がのっています。その脂はおいしい反面、消化に負担がかかるというマイナス面も含んでいます。
香り高い山椒は、食欲を増進するだけでなく、消化を助けて胃もたれを防ぐ作用があるのです。
うなぎを食べる時は、ぜひ山椒を添えてください。
ですが、胃腸がかなり弱っている方は、山椒を添えてもその脂が負担に感じてしまうこともあるため、「元気がつくから」と無理やり食べることはおすすめしません。
胃腸がますます弱まり、元気がつくどころか調子が悪くなってしまうことも考えられます。
まずは胃腸の調子を回復させてから、召し上がってくださいね!
FOODandLIFE 河井
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